駐車場に設置する車止めについて
工事部の保坂です。
今回は砕石舗装の駐車場に設置する車止めについてお話しさせていただきます。
車を運転される方は分かりやすいと思いますが、駐車する際にバックしすぎてぶつけてしまった経験はございませんか。
そのような事態にならないよう、車止めが必要とされる駐車場の場合についてです。
アスファルト舗装やコンクリート舗装の駐車場へ車止めを設置する場合、舗装に使用する建材(アスファルト、コンクリート)へアンカーを打込み車止め自体を固定してしまえば施工は完了です。
しかし、砕石舗装の場合はどのように固定したらタイヤが当たっても動かず固定されるのだろう?
砕石舗装にアンカーは効きません。
地中深くまで長いアンカーを打込む事で固定できるかと思いますが、何度もタイヤが当たるたびに衝撃が加わる為、徐々に固定感が緩んできてしまいます。
色々、調べたり施工業者さんと相談して図のような基礎を設けようと考えました。
舗装面では基礎が見えなくなるよう車止めサイズよりも少々小さく、車の接触で基礎ごと転ばぬよう地中では隣接する車止め~車止めの間も一体化させることで簡単には動かないよう造りました。
完成状態は一見、車止めが「ポン」と置いてあるかのように見えますが、実は地中にある基礎と固定されているので強固な施工となっております。
勿論、路盤自体が下がってしまっては元も子もないので、しっかりと転圧を行い路盤を安定させる事は当然です。
このように弊社では経験値を重ねた工事部員が工夫や検討を加えながら工事を行っております。
新築、リフォーム、修理や改善等、建築工事全般のご対応が可能でございますので、ご相談も含めてどうぞ宜しくお願い致します。
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