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地盤改良工事で大切なこと 

地盤改良工事を選ぶ時は、土地の価値への影響も考えることが大切です

地盤改良とは、住宅建築地の地盤が弱かった場合などに行う地盤の補強工事のことです。
こういうと良いことばかりのように見えますが、実は地盤改良工事が土地の価値を下落させてしまう可能性もあるのをご存じでしょうか。

土地の価格の算定式

土地の価格は、地中に廃棄物が無い土地の価格からそれらを撤去するのにかかる費用を抜いた金額で決まります。
そのため、地中に廃棄物が多いとその分撤去費用がかさみ、土地の価格が下がってしまうのです。

土地の価値を下落させる原因

【 地中のモノや土壌汚染 】
土地の価値を下落させる原因の一つとして、地中に埋まる埋没物や土壌汚染があげられます。
これらの撤去費用で土地の価値が下がってしまうのです。
影響を与えるものとしては、古い杭や汚染された土、コンクリートがらなどがあげられます。
また、地中のモノによる地価への影響については、国土交通省が定める土地の価値を判断する基準となる「不動産鑑定評価基準(国土交通省)」に記載されています。

https://www.mlit.go.jp/common/001204083.pdf
※不動産鑑定基準(9P)
第3章 不動産の価格を形成する要因
第3節 個別的要因
⑭ 埋蔵文化財及び地下埋設物の有無並びにその状態
⑮ 土壌汚染の有無及びその状態

【 地盤改良で地中に作られる「杭状のモノ」 】
地盤改良工事では地中に「杭状のモノ」が作られますが、これらの撤去が必要になった場合はその費用が土地の価格から差し引かれます。

地盤改良工事のために打ち込んだ杭の撤去、処分には引き抜き費用、抜いた杭の処分費用、抜いた穴の埋め戻し費用などがかかります。
そのため、一般的には作るときよりも撤去・処分する費用の方が高額です。

土地の価値への影響も考えて、地盤改良工法を選びましょう

地盤改良工事は建物を支えるために重要なものですが、将来的に土地の価値へ影響を及ぼしてしまう可能性があります。
土地は個人・法人の大切な資産です。
将来の撤去費用による土地の価値への影響も考え、使う工法を考えることが大切です。