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アスファルト舗装工事
工事ブログ

2025.07.23

工事部の保坂です。

今回はアスファルト舗装工事についてお話しさせていただきます。

屋外駐車場として使っている敷地なのですが草が生えてくるのでコンクリートや砂利を敷き詰めていたようです。

しかし、経年によってコンクリートのひび割れや砂利の部分から草が生えてくるので草刈りが必要になってしまう事や落ち葉の掃除も履き辛い状態。

そこで、どのような舗装としたら良いだろうとお施主様とご相談を重ねました。

コンクリート舗装であれば路盤としても硬く、掃除がやりやすいのですが雨水の浸透や新設コンクリート打設後、必要な強度が出るまでの養生期間(1週間~10日)が必要です。

しかし、アスファルト舗装であれば下地となる路盤を造成してしまえば翌日には車を乗り入れられ、コンクリートよりは水はけも良いです。

色々な環境、使用頻度、使用者数の条件があるなかで今回は屋外で1台のみの駐車場という事であり現在、使用されている方への配慮として、工期短縮も兼ねてアスファルト舗装とすることに致しました。

工事の運びをご説明していきます。

まずは既存路盤のコンクリートや砂利を重機にて壊し、整地と共に土の路盤を造っていきます。

土の路盤整地後、砕石を敷き込み振動ローラーやプレートという機器を使って路盤を転圧しながら締め固めていきます。

この砕石路盤高さが重要で締固め後に仕上げ面となるアスファルト舗装の厚さ分(今回は50~60mm)下がった面で締め固められるよう整えていきます。


砕石の締固め後、アスファルト舗装厚さが一定の厚みを確保して施工が進められるよう写真にあるような木材(通称:定規と言います)を据え付けておき、アスファルトを均していく際、厚さの基準として感覚ではなく定規の高さまで目視確認しながら作業を進めます。

アスファルト高さ基準とする定規の据付後、アスファルトを均していきます。

アスファルト舗装材はプラント(製造工場)より、養生シートを被せて高温な状態を保ちながら現場へ搬入されます。

今回はこのアスファルトを重機にて小運搬を繰り返し、設定した仕上げ高さに合わせながら一定の厚さを確保しながら均し、振動ローラーやプレートを併用して締固め作業を進めます。

全面にアスファルト舗装が施され、人が歩く程度では路面に変化は出ませんがアスファルトが冷えきるまでに車両等の荷重を加えてしまうと凹凸面になってしまうので冷えきるまでは養生時間を取って完成になります。

DAISHUではこのような外構工事もお客様のご希望や周辺環境に応じてご相談させていただきながらご対応してまいりますので、お声がけいただければと思います。

宜しくお願い致します。

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この記事を書いた人

保坂雅憲

現場監督