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外構フェンスについて
工事ブログ

2025.12.21

工事部の保坂です。

今回はよく見かける敷地周囲に施されている外構フェンスについてお話しします。

外構フェンスは道路や駐車場に面して設置されていると何らかの不備でぶつかってしまい破損してしまう事がございます。

破損状態も設置範囲や敷地形状によって色々なケースがあると思います。既存を全て撤去してから復旧しなければならない場合、部分的に既存撤去して交換すれば復旧できる場合等。

今回は部分的に復旧するケースについて、お話しさせていただきます。

写真のように曲がってしまったフェンス


恐らく車がぶつかってしまい、元に戻そうとして曲げなおす行為を何度か行った経緯でフェンス支柱の柱脚部が折れてしまい、今までのように戻ってくれなくなってしまったように見えます。

この曲がってしまったフェンス以外は元々の状態で維持できておりましたので、全面交換と部分的な交換の両パターンでご相談した上、お住まいの方への配慮も含めて部分的交換する事で進めることにいたしました。

まずは破損したフェンス支柱の柱脚部を支持しているブロックを解体していきます。

解体の際は既存の鉄筋を切らずに残して再利用します。この鉄筋を切ってしまうと両サイドのブロックとの繋がりを絶ってしまうため、既存鉄筋が施されている場合は必ず再利用するよう注意が必要です。

その後は新規のブロックを積み、フェンス支柱の柱脚部をブロックの孔に納めてモルタルで固定します。

モルタルが硬化したらフェンスネットを設置して完了になります。

今回の交換工事の場合は既存のフェンス材と同様の各部品が手に入る事を確認できたので部分的な交換工事となりましたが、製造メーカーで生産中止となったフェンスであったりすると部品取り寄せができない事もあるので、交換する部分のみ類似品で対応する場合や外観的に気になるので全面交換する場合、全く違った資材で敷地周囲のフェンスとしての外構工事を計画する場合等、その他復旧案は色々と考えられます。

このようにDAISHUでは経験値を重ねた工事部員が工夫や検討を加えながら工事を行っております。

新築、リフォーム、修理や改善等、建築工事全般のご対応が可能でございますので、ご相談も含めてどうぞ宜しくお願い致します。

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この記事を書いた人

保坂雅憲

現場監督