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家を建てるきっかけをお聞かせいただけますか?
ご主人:以前は3LDKのマンションに住んでいました。
二人の子どものうち、上の娘が大学へ入学するということで家を出る予定でしたが、結局自宅から通うことになり、下の息子は中学生になるため、家族構成で手狭になったということが1つのきっかけです。
奥様:大学に通う娘と中学に入学する息子のために、それぞれ個室を与えてあげたいと思いました。
家を探し始めて最初に、建て売り住宅を何件か娘と一緒に見に行ったところ、帰宅後、娘がかゆみを訴え、湿疹が出ました。
原因はおそらく、建て売り住宅の接着剤等によるアレルギー反応ではないかということになりました。
そこで、自然素材でできた身体に良い家を探したいと強くイメージするようになりました。
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前の家に暮らしていて、不便だった事などはありますか?
奥様:とにかく結露がひどかったです。
毎朝、雑巾で何度も拭き取って大変だった上に、カビも生えました。
ご主人:冬の昼間は、南側に日が当たっているときは良かったのですが、北側の部屋はいつも寒かったです。
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DAISHUを知るきっかけをお聞かせいただけますか?
ご主人:土地を仲介した不動産会社さんのご紹介でした。
奥様:娘のアレルギーの問題があったので、自然素材の住宅がいいと言ったら、DAISHUさんを紹介してもらいました。
ご主人:すぐに資料を請求して、話を聞きにいきました。
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DAISHUを選んだ理由は何ですか?
ご主人:インターネットで探した自然素材を売りにしている会社が、もう1社候補にあがりました。
2社からプランを作ってもらいましたが、もう1社は自由度があまりなく、お断りしました。
奥様:私と娘はDAISHUさんがいいと思っていました。
なぜDAISHUを気に入ったのですか?
奥様:秋山のモデルハウスへ行ったときに、自然素材を使っている点と身体に良い家というイメージが強く、気に入りました。
建て売り住宅のときや秋山のモデルハウスでの空気感はどうでしたか?
奥様:建て売りをみたときに何件か接着剤臭いと感じましたね。
秋山のモデルハウスは接着剤のにおいを感じなくて、木の感じが良かったです。
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DAISHUに依頼するまで、または、家を購入するまでに何か躊躇することはありましたか?
ご主人:10月上旬にマンションの売却の話を始めて、同時に売却の相談をした不動産屋さんから住み替えの話も一緒にされ、場所も広さもちょうどいい今の土地が売りにだされたばかりで、11月中旬には土地を購入、11月末にはDAISHUさんと契約していました。
トントン拍子に決まっていってこれでいいのかな、と思いましたが、決まるときはこういうものなのかなと開き直って、そこから2ヶ月間はいろいろ勉強してイメージを膨らまし、いろいろな提案や考えをDAISHUさんと話し合いました。
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DAISHUの提案内容で良いと思った点を3つお答え下さい。
1.大工さん作成のテレビ台
ご主人:造り付けのテレビ台ですね。
以前の家具はすべて処分したので、リビングの収納はすべてこれで間に合っています。
奥様:テレビ台がほしいなと加藤さんに頼みました。
このテレビ台は造ってもらって良かったなと、とても気に入っています。
リビングの雑多なものが収納できて、隠す収納になるのも嬉しいですね。
2.天井の木がいい
ご主人:1階のリビングと寝室の天井の木と梁のあらわしがいいですね。
白の漆喰の壁と木のコントラストがすごく良くて落ち着きます。見ていて飽きません。いつも癒されています。
3.吹き抜けの階段
奥様:気に入っているのは吹き抜けの階段ですね。
秋山のモデルハウスで見たイメージ通りでした。
ご主人:最初のプランは単なるリビング階段だったのですが、ロフトまで見渡せる吹き抜け階段にしてもらいました。
■DAISHU加藤から一言:ご主人のお部屋はテイストを変えています。
DAISHUで高知の材料を使うという取り組みをはじめた頃で、厚さ30ミリの分厚い杉を使いました。グレードの良い杉を使用しています。
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実際にお住まいになられた感想はいかがですか?
奥様:冬はマンションに比べたら温かいですね。
ご主人:夏は風通しがよいので、2階の4つの部屋のうち東側の2部屋にクーラーはありません。
奥様:クーラーが苦手で冷え性なので嫌いなんです。
昨年は冷夏だったこともあり、リビングは1、2度くらいしかクーラーは使いませんでした。
窓を開けて扇風機で十分でした。
ご主人:西側の部屋は、冬は日当たりがいいので、日中、陽射しを入れておけば夜はエアコンをほとんど使いません。
※1月25日0:47エアコン無しの状態です。
壁が蓄熱しているのでしょうね。
室内と屋外の温度がわかる温度計を置いているのですが、
屋外が0度以下でも室内は17度以下にはならないですね。
セルロースファイバーは想像以上に温かいです。
■DAISHU加藤から一言:ご主人のお部屋は西日があたっていることもあり、熱効果で温かくなります。
ご主人:あとは、住んでいて思ったことは漆喰の壁はぶつけたりするとすぐ崩れやすいです。
小さい子がいるとボロボロになるのかもしれないですね。
でも、入居時に漆喰の補修材をもらったので自分で補修をしています。
すぐに補修できるので、画鋲やネジはあまり気にせず壁に穴を開けています。
これはメリットかも。
あとは無垢材の床のメンテは結構やっています。
入居時は蜜蝋を自分で塗りました。別にやらなくてもいいんでしょうけど、定期的にやれば経年変化が楽しめます。
もうすぐ3年ですが、かなりいい色になっています。
床の補修についてはどのくらいのペースでやっていますか?
ご主人:年2回くらいはやってますね、乾燥して白っぽくなったらやるという感じで。
奥様:無垢材なので物を落とすとどうしても傷はつきやすいです。
最初は気になりましたが、生活しているとあまり気にならなくなりました。
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家事動線はいかがですか?
奥様:晴れの日は2階ベランダ、雨の日は室内干ししています。
2階に洗濯物を持ってあがるときはちょっと面倒だけど、室内で洗濯物を干す時、
2階の吹き抜け部分に部屋干しワイヤーが通せるようになっているので、室内干しのときは楽ですね。
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今後、一戸建てを建てる方にアドバイスをいただけますか?
ご主人:家を建てるときは予算もあり、すべての希望がかなえられるわけではないので、後から取り付けられるもの、グレードアップできるものは本当に必要かどうかは住んでみてから決めてもいいのかなと思いました。
私たちの場合は、最初、シャッターは手動でした。
正直、計画当初は毎日シャッターを開閉するのか、それがどれほど大変かまったくわからなかった
です。
2年経ってやっぱり毎日、開閉しているし、大変ということで、自分で業者をインターネットで探し、自動にしました。
また、オーニングを入居時に付けたのですが、何故かベランダの下に設置されてしまい、日除けの役にたっていませんでした。
2年間は我慢しましたが、結局移設しました。
これも、住んだ後に決めればよかったと後悔しました。
逆に、サイクルポートは計画当初設置しようと思いましたが、これは付けなくてよかった。
そういうのが結構ありました。
奥様:私たちは他社をあまり何件も見ていないし、悩まなかったですね。
決め手はどんな家をイメージしているかによると思います。
そのイメージに近いものを建ててくれるところにお願いするのがよいのではないかと。
建ててくれる工務店さんが近くにあるのは大事ですか?
奥様:そうですね。自転車で行けたので、近くて便利でしたね。
後から何か頼む時も頼みやすいですし。
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今後、DAISHUに期待する事があればお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?
ご主人:いろいろ提案できる会社であってほしいですね。
後付けできるものや、将来的に変えたりできるもの、今しか決められないこと、標準仕様外のオプションや施主支給、照明プラン等などの具体的な選択肢の他、私たちは自分たちで各社のショールームを回って、プランや見積りを取ってDAISHUさんと話をしたので、そのような情報収集方法についても提案してもらえばとてもありがたいです。
実際に家づくりの現場にも行って、建築現場を見ながら家づくりができて、いろいろ考えるのが本当に楽しかったです。
■DAISHU加藤から一言:Y様の熱い気持ち、家づくりを楽しんでいただいたというところがあったかなと感じました。
作るプロセスから熱心に見ていただいたので、私自身も印象深い家づくりを担当させていただきました。