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愛犬と楽しく暮らす家づくり
スタッフブログ

2017.08.23

こんにちは、コーディネーター加藤早苗です。
皆さんは「愛犬家住宅コーディネーター」という言葉を聞かれたことがありますか?
文字の通りで、愛犬&愛猫と楽しく一緒に暮らすための家づくりをお手伝いする資格を持ったコーディネーターの事です。


リビングの一角にワンちゃん達の居場所を作った例。
ワンちゃんからも家族が見え、またリビングの景観も損なわない用柵を透明にしてあります。
愛犬家住宅実例写真:㈱ワンオンワン

私は5年くらい前にこの資格を取ったのですがその時は、犬を飼っていませんでした。
私の幼少時は、犬は買うのではなく、拾うもので結婚し実家を出るまで、5~6匹飼いました。
全て庭で、犬小屋生活でした。
なので家の中で犬と一緒に生活したことはありません。
犬がたまに脱走し、家の中に乱入すると、母に怒られていました。
しかし、現在のワンちゃん達は、ほぼ家の中で家族と共に暮らす生活スタイルです。
残念ながら、人が快適に暮らせる家が、愛犬も快適とは限りません。
いま飼っているワンちゃん、いづれ飼いたいと思っているワンちゃんに合わせた
ワンちゃんの為の住宅環境づくりが必要です。

ワンオンワン調べ/協力:ベネッセコーポレーション「いぬのきもち」

また、犬種によっても性質が違います。
ワンちゃん人気ランキング3で、その性格とかかりやすい病気をご紹介!


👑1位 プードル・トイプードル


元々プードルは、水中回収犬、鳥獣猟犬として活躍していた犬で、泳ぐことが非常に得意な犬種と言われています。
プードルの性格は温厚で明るく、活発で社交性が高い子が多いというのが一般的。
さらに、「トイプードルは毛色によって性格が違う」と言われています。

🐕 気をつけたい病気
・膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
主に高い場所などから落下したりすることで、ひざの関節の一部がずれてしまう病気だそうです。
膝に負担が極力かからないよう床に敷物をひいたり、肥満にならないように体重を管理してあげてください。
流涙症(涙やけ)
何らかの原因で涙が大量に出てしまう病気で、多量の涙の影響から目頭付近が変色してしまう可能性もあります。
特に小型犬に多い病気です。
目の周りの涙を頻繁にふき取ってあげ、常に清潔に保ってあげましょう。

👑2位 チワワ


好奇心旺盛で、活発であり、小柄ゆえに機敏であります。
小さいからといって舐めたら危険です。
気が強いので、しつけをしっかりしていないと、ガルガルの噛み噛みの犬になってしまう可能性がありそうです。
「小さなギャング」といったところでしょうか。
換毛期などはやはり多く毛が抜けると言われています。

🐕 気をつけたい病気
チワワはその小さな体ゆえ、かかりやすいと言われている病気も少なくありません。
把握しておくことで、未然に防げたりすることもあるかと思うのでぜひ参考にしてください。
・膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)上記同様
・ 低血糖症
低血糖症とは血液中の糖分濃度が低くなることで発症します。
特に仔犬の時期に注意が必要で、チワワの突然死の多くがこの低血糖症と言われています。
栄養不足にならないようにしたり、冷やしすぎないようにする。
また、空腹時などに起こりやすいため、食事間隔を空けすぎないように注意した方が良いです。
・角膜炎
角膜に傷ができ、炎症を起こすことで発症する病気です。
角膜炎は常日頃のチェックが大切です。
目を執拗に痒がる、目が充血していないか、涙や目ヤニが多すぎないかなどなど。。。
発見が早ければ、構成物質や外用薬で治る病気なので、とにかく常日頃気にしてあげましょう。

 

👑3位 柴犬・まめ柴犬


柴犬とは、日本古来から山岳地帯で猟犬として活躍していた小型のワンコ。
小動物や、鳥の狩猟などで活躍していた狩猟犬であったことから、とてもエネルギッシュです。
また家族(主人)に対して忠実かつ勇敢で、とても愛情を持つ日本犬らしい性格とされています。
柴犬の歴史はとても古く、縄文時代の遺跡などからは、柴犬の先祖と考えられる小型の骨が見つかっていると報告があるようです。
柴犬には換毛期という抜け毛大量発生の時期があります。
春から夏、秋から冬にかけて、えらい量の毛が抜けます。
ダブルコートと言われる二重被毛が関係してきます。
柴犬は2種類の毛で、日本の気候に合わせて体温調節をしているのです。
我家の犬は雑種ですが、間違いなく柴が入ってると実感するのが、この換毛期です。
球児の頭のように、五厘に丸刈りにしようか、本気で悩んでました。

🐕 気をつけたい病気
基本的に柴犬は丈夫で病気にかかりにくいと言われていますが、しいて言うなら、アトピー性皮膚炎が考えられます。
・アトピー性皮膚炎
毛が大量に抜けるので、手伝ってお手入れしてあげないと、ダニやノミの発生や汚れで皮膚炎になりやすく、またかかると治りにくいです。
ワンちゃん自身の性格もありますが、上記のように、まず犬種によって、もって生まれた気質がありそれらを理解したうえで、ワンちゃんと一緒に快適に暮らす室内の準備が必要になりますね。

足腰の弱いワンちゃんなら滑らない床に段差の無い間取り、人声や外の音に敏感なワンちゃんには、防音効果が高い断熱材や窓を二重にする。
穴倉が落ち着くワンちゃんに対し、天井が高く光が眩しい室内での寝床は落ち着かないので専用のスペースを用意してあげるなど、
まず、出来ることをしてあげることで、未然に防げ、解決できる事も多いはずです。
私も皆さんの大切な家族である愛犬&愛猫と、いつまでも楽しく元気に快適に過ごせるよう、お手伝いできることがとても楽しみです。愛犬家住宅にご興味がありましたら、お気軽にお問合せください♪

我家の愛犬「ガク」昨年4月に仲間入り☆
つぶらな瞳が愛らしい幼少期

現在、まだ1歳半なのにこの貫禄、、、
20kg超えました。
もはや犬ではなく、カンガルーになってしまいました、、、、。


でも、可愛いんですけどね、、、
大きすぎて色々大変です、、、。
老いた体に鞭打って、何とか頑張って散歩してます。