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自然素材の壁紙は呼吸する!!
スタッフブログ

2016.04.28

こんにちは、営業部桃井です。

日本では古くから左官仕上げによる自然素材の塗り壁が多く用いられてきました。
漆喰などの水分を含む壁材を左官職人がコテで塗り付けていく技法を「湿式」といい
日本建築の内装に独特な雰囲気を感じます。
しかし、湿式の工法は工期が長く職人の人件費がかかるため、「乾式工法」と呼ばれる石膏ボードにビニールクロスを糊ではりつける方法が多用されるようになりました。
ビニールクロスは工期が短く価格もやすいのですが、原料に化学繊維が含まれるためシックハウス症候群の原因になるおそれや、ビニールクロスなどに含まれるポリ塩化ビニールは燃やすと有害なガスを発生する恐れもあります。
そこで、今回は自然素材の壁材である、漆喰・珪藻土・エッグウォールについてお話します。

【漆喰】
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漆喰は消石灰に藁や麻の繊維や川砂などを加え、海藻を原料とする糊で練り上げたものです。
白色が基本ですが、顔料などを加え様々な色合いを出すことも可能です。
漆喰は左官職人の技量や感性によって出来上がり具合が左右されます。
◎メリット◎
・調湿効果がある(室内の湿度が高いと水分を吸い、湿度が低いと水分をだす…呼吸する壁)
・アルカリ成分でカビなども防ぎ、劣化しにくい
・防音効果もあり、中の音が漏れにくい
◇デメリット◇
・職人仕事のため施工費も高めで、日数もかかる
・手垢など落ちにくい(スイッチ周り)

【珪藻土】
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珪藻土は植物性プランクトンが湖沼や海底に蓄積され石灰化したものです。
脱臭性能や吸放湿性能があり壁材に使用されるようになりました。
また、珪藻土には糊を混ぜて練り込むので、糊の材料も重要です。
◎メリット◎
・室内の水蒸気を吸湿、放湿するので湿度が一定に保たれる
・七輪に使われるほど耐火性能が高い
・多孔質のため室内の臭いを吸着する
・断熱、保湿性能に優れている
◇デメリット◇
・強くこすると粉が落ちる
・汚れやすいため掃除に手間がかかる

【エッグウォール】
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名の通り、卵の殻を利用した建材です。
卵の殻は94%が炭酸カルシウムでできています。
0.26~0.38mmの暑さで目に見えない小さな穴がたくさんあり、
この微細な穴を利用してできたのがエッグウォールです。
漆喰や珪藻土と同じように調質や消臭効果があります。
施工方法はビニールクロスと同様なので施工性はよく、価格は塗り壁より安くなります。
◎メリット◎
・卵殻の微細な穴の効果は湿度調節ができる
・ペットなどの匂いが気になる人にも消臭効果があるのでオススメ
・一部だけの補修が可ローコストで自然素材の壁紙を用いることができる
◇デメリット◇
・汚れが目立ちやすい
・表面がざらざらしているため、肌が傷つきやすい

ではでは、また♪