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木造住宅の構造について 地震に強い家づくり~DAISHU~
スタッフブログ

2016.07.20

こんにちは、営業部の桃井です。

今回は家の構造について少しお話いたします。
大地震で倒壊または半壊した住宅の特徴は、
1.家が老朽化(土台や柱が腐食)
2.接合部が抜けてしまった
3.瓦屋根の重いさに大きな揺れで家を支えられなかった
このような耐震性能を十分に持っていない住宅において被害が拡大した可能性があるようです。

家の構造の基礎知識1
▶「木造軸組工法」
建築構造の木構造の構法のひとつです。
日本古来の伝統工法を簡略し発展させた構法で、在来工法とも言います。
主に柱や梁といった軸組で支え、設計自由度が比較的高めの工法で、後にリフォームや増改築が比較的簡単にできる特徴をもあります。
▶「2×4工法」・「プレハブ工法」
木の家には家を囲む天井・壁・床を面にして箱のように組み立てる「2×4工法」と呼ばれる構造もあります。これは、面で構成しているため、間取りの自由度が少なく、間取りの変更等も難しいと言われています。
また、軽量鉄骨を使って組み立てる「プレハブ工法」と呼ばれる構造もあります。工場でパーツを作って、現場で組み立てる方式が一般的で、工場のコストや運搬費用などのコストが高い傾向があります。

家の構造の基礎知識2
▶構造材について◀
現在、木造住宅に使われている構造材は、無垢材と集成材があります。
木は自然のものなので、切り出してから十分に乾燥するまでに、伸縮したり反ったり曲がったりします。
無垢材には節など自然特有の味わいがありますが、反ったり曲がったりなどの欠点を解決した集成材もあります。

家の構造の基礎知識3
▶構造の要、接合方法について◀
一般的な木造住宅は、柱や梁の先端を削り差し込む穴をあけて構造を組み立てています。
この場合、材料の断面を大きく欠損してしまうので木が持っている本来の強度を低下させてしまうことや、地震などで抜けてしまう事故を引き起こしてしまう可能性もあります。
一方、接合部に金物を使った木造住宅の場合、材料の断面欠損がなく木本来の強度が発揮でき、接合部を金物でしっかり一体化しているので、大きな地震のカを受けても接合部はしっかりとそのカを受けとめ、地震に負けない構造を維持します。

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