木造三階建て事務所併用完全分離型二世帯住宅@市川市
2024.08.05
市川市内で木造三階建て事務所併用完全分離型二世帯住宅を建築させていただきます。
完全分離の為に各世帯及び事務所に独立の玄関を設けていますが、建物内でのつながりも考えられた間取り構成となっております。お施主様は近隣で建てたDAISHUの建物を気に入ってくださりお声掛けいただきました。初めてお会いしたのが3年前、じっくり打合せを重ね着工の運びとなりました。
当社にて解体をした後の敷地状況。
着工前に地盤の高さの確認をします。
確認内容は解体前に設定した地盤の高さが解体後の敷地でも問題無いか、解体前に見えなかったもの、変化した事はないか?などです。地盤の高さ設定は意匠・構造・設備・法規に関わり、非常に重要な作業となります。DAISHUでは現場管理のDX化を推進しておりますが、この作業は必ず現場で確認するようにしています。黄色の糸は地盤面から50㎝上の高さで敷地全周に張ってあります。その下の印は境界に設置するブロックの高さです。
このように糸を張っていると、どの場所でも高さの基準がわかり糸の上からコンベックスで距離を測る事で高低差を把握する事ができます。上の写真のように糸からの距離を計測すると、この点間にて敷地内で10㎝程度の高低差がある事がわかります。今回はお施主様にも糸を張った状態で、現場にて高低差の処理の仕方を改めて確認していただきました。
重要な確認作業が終わり、いよいよ着工です。
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