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室内の温度差
常務ブログ

2017.11.14

家の中での温度差はヒートショックや血圧上昇による疾患のリスクが発生し、
最悪の場合、死に至ります。
これからの季節は気温、湿度共に下がりますので、注意が必要です。
国府台モデルハウスの室内外の温度と湿度差がどれくらいあるのかを
実験してみました。

屋内:1階 LDK 気温 22.6℃ 相対湿度51%

屋内:2階 洋室  気温 22.6℃ 相対湿度50%

屋外:1階 ポーチ 気温 12.6℃ 相対湿度46%

暖房:10時から1階のエアコンを1時間程度稼働
16時頃よりLDKの床暖房のみ1時間程度稼働

測定時刻:18時

室内で快適な湿度は40~60%とされていて、40%を下回ると
呼吸器系の粘膜が乾燥し、風邪などの感染に対する防御機能が低下して
しまいます。
又、湿度が高くなるとカビやダニが繁殖します。

モデルハウス内の湿度は50%程度で快適な湿度であると考えられますが、
屋外の湿度が46%なので、恐らくどのような建物でも普通に過ごしていれば
50%程度の湿度だと考えられます。

驚いた事に温度は1階と2階で同じ数値を示しており(多少温度計による誤差はあると思います)
温度差がありませんでした。
温度としては冬の適正温度といわれる22℃程度で良好です。

これは、建物の断熱性能、気密性能が優れている事はもちろんですが、
全熱交換型のセントラル換気システムを採用している事での効果が出ていると考えられます。
経験値ですが、一般の住宅で同条件で考えた場合に温度差は5℃程度ある事が多いと感じます。

国府台モデルハウスでは随時このような実験を行って皆様にお知らせしていきますが、
是非お越しいただき快適な空間を体感していただきたいと思います。

この記事を書いた人

加藤正和

常務取締役