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消費税と住宅取得
常務ブログ

2018.01.18

最近、方々で消費税増税の話しが出てくるようになりました。
予定では、平成31年10月に10%になりますが、住宅を建てる場合は
経過措置として、平成31年3月末までに請負契約を締結すれば
税率8%で建てられます。

単純に考えれば8%で建てなければ損と考えがちですが、増税にあたり
すまい給付金、贈与税の非課税額の拡充等が実施されますので、
10%になってから建てたほうが良い場合もあります。

特に贈与税は「住宅取得資金の特例」の条件にあてはまれば、
増税前と増税年では最大1,800万円も非課税枠の差が出ます。
この差額分1,800万円を純粋に贈与として受け取れば、
それだけでも500万円※ほどの贈与税を納税する必要があります。
消費税どころの話しでは無いですね。
※個別の条件によって異なります。

これとは別に、金利が0コンマ数%上昇しただけでも消費税2%分の
インパクトがあります。
未来の金利はわかりませんが、贈与などが無ければ、やはり金利の安い今が・・・
という考え方もありますね。

このように、住宅を建てる方々それぞれに建て時が違います。
しっかり資金計画をして家づくりを進めたいですね。

この記事を書いた人

加藤正和

常務取締役