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現場社内書類3
スタッフブログ

2013.10.10

住宅事業部清水でございます。

現場の提出書類、3回目です。

1回目は着手前の敷地確認と建築仮設の確認書

2回目は基礎工事の品質管理の書類でした。

3回目は上棟を経過し、構造の木材・金物が付いた段階での金物検査です。

 

基礎の上面は木工事の精度を左右させます。

少し前までは根太掛けを打ち付け高さ関係を調整したものですが、

最近ではツーバイフォーの影響なのか、材料・手間の省力化なのか

土台上に床下地の合板を貼るケースがほとんどです。

基礎上面が悪いと1階から上の階全てに影響します。特に引き戸の精度に顕著に表れます。

瑕疵上、床の精度は1000分の5以内とされていますが、これではダメです。

基礎上面の高さ確認(基礎工事完了時の確認)・各階の柱建て入れを数値化します。

DSC_0099

そして木部構造の確認、構造金物の確認。

図面通り施工されているかの検査です。

金物はイヤというほどの種類があり、イヤというほど付いております。

ですので見落としも多いのも事実ですが、それを大工そして

現場監督がチェックします。また第三者検査機関でも確認していきますので、トリプル検査となり、

見落としを防いでいくのです。くぎを打ち付ける間隔まで構造に関しては決まりがあるのですよ。

DSC_0100

DAISHUでは金物検査提出書類にはもう一つ、安全面での気遣いができているかを写真で

提出しています。

電線の防護ができているか、開口部からの落下防止措置が取れているか、

はしごは固定されているか等、現場で作業している職方を守るのも現場監督の仕事です。

深く説明すればきりがないので今回はこれまでにします。

少しはお役にたてましたでしょうか。では次回…