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気密(c値)測定
工事ブログ

2024.05.09

こんにちは!
工事部のトゥアンです。

今回は「気密性能試験結果」についてご説明します。

測定状況

ゴールデンウィーク前に、まだ工事途中の建物の気密性能試験を実施しました。5回行って、それぞれのC値の結果が0.4-0.4-0.4-0.3-0.3と出ました。正確な数値は0.285で、切り上げて0.3です。これは非常にいい値と言えます。

C値とは…
住宅における相当隙間面積のことです。建物全体にある隙間面積(㎠)を延床面積(㎡)で割った数値です。

住宅の気密性能を示す指標として用いられ、数値が小さいほど気密性が高い住宅と言えます。気密性が高いと省エネや耐震、換気などのメリットにつながります。

測定結果はこちらです。

内部の壁・屋根の断熱(セルロースファイバー)工事が完了後、断熱の上にVCLスマートを張ります。最後に気密テープでシート重ね継ぎ目と隙間を塞ぎます。

VCLスマート(可変透湿気密シート)は気密を確保しつつ、冬は防湿シートと同等の防湿性を持ち、夏は透湿防水シートのように透湿性を発揮します。

これらの特徴により、壁内に結露やカビを抑制することができます。

DAISHUの注文住宅はC値1.0以下を基準としており、高い気密性を実現するには技術力が必要です。

これからも改善しながら性能の高い住宅を作りたいと思います!

この記事を書いた人

ダオマイン・トゥアン

現場監督