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輪読「あたらしい家づくりの教科書」③
社長ブログ

2017年1月25日
よい家は窓が決め手
始めてメーカーさんの登場です。YKK AP開発本部の水上修一氏。APW330の企画開発を推進されました。当社が基本モデルとして採用しているものです。
木製建具窓→アルミサッシ窓→高断熱の窓へ <よい家は「窓」が決め手>
 窓は風や光だけでなく、熱も運びます。
夏は7割、冬は6割。熱の出入りの多くは窓からのものです。 
残念ながら日本では、世界的に見て非常に性能の悪い窓が出回っています。
逆に言えば、窓こそもっともコストパフォーマンスの良い投資なのです。
窓を変えましょう!

高度経済成長と人口増に伴う住宅建築のラッシュが本格化した1960年代後半、
アルミサッシが爆発的に普及しました。
ところがアルミサッシの断熱性能の低さを軽視していました。
1990年代の少しまえから、北海道では冬の厳しい寒さに対応するため、高断熱の樹脂窓が使われ始めました。

窓作りを制すものは、家づくりを制す
 「頭寒足熱」ならぬ「頭温足寒」といった不快な経験はありませんか?
(写真のように)低断熱の窓や窓枠やガラスは表面温度が低く、
人間の熱を奪う(体の熱が窓に移動する)ことで冷たさを感じます。
ついつい余計にエアコンの暖房を強くしがちで、皮膚の乾燥を促進します。 
低断熱の窓は不快の悪循環の元凶なのです。

「結露」するのも窓性能が悪いから!
 窓枠の半分は壁の中に取り付けられており、
見えない部分に結露が発生し、家の寿命を短くします。
 コールドドラフト
窓は壁に空いた熱の穴
窓は低断熱の場合、家にとって大きな弱点となります。
夏・冬 窓の熱の移動
新築であれリフォームであれ、これだけ熱の移動がある窓を高性能とすることが基本中の基本です。
U値(熱をどのくらい伝えるか表したもの)に注目しましょう。
「U値(=熱還流率)」は熱をどれくらい伝えるかを表したもので、数値が小さければ断熱性能を高くなります。
素材とガラスの組み合わせで性能はこんなに違う
樹脂は断熱優等生  断熱性能はアルミの1400分の1です。地中の下水道管なので幅広く使われる、耐久性の優れたPVC(塩化ビニル)が素材です。
高性能な樹脂窓 1)高断熱 2)設計自由度 3)省エネ・快適・健康
住宅部材に使われる素材の熱伝導率比較
日本の窓は世界の非常識 日本は断熱性に関する法的義務が無い。
日本の窓の性能基準は低いうえ、義務化されていない
住まい手の意識  まだまだ低い。
日本の窓の材料別構成比(H27)