HOME > 社長ブログ > アベノミクスと今後の日本経済

アベノミクスと今後の日本経済
社長ブログ

2013.08.12

images

先日、異業種交流会の夏季合宿で新潟県の長岡へ行って来ました。

「アベノミクスの課題」と「日本再興戦略」について元経済産業省次官の方の話を聞き勉強をして

きました。

「アベノミクスの課題」短期

1.少子高齢化対策、15歳から64歳までの生産年齢人口の低下

2.消費税増税後の国民消費支出

3.オリンピックの誘致

1.に対しては、一長一短には解決できる問題ではありませんが女性、特に主婦が働ける環境整備

 をしながら子供を育てやすい補助金の充実をしていくことだと思います。

2.については現在安部首相も経済指標・学者・経済界の人々に話しを聞いて世界のバランスを見

 て調整中です。増税の影響で消費がメルトダウンしない方法で段階的に進めるしかないようです。

 場合によっては増税時期を先延ばししたり1パーセントづつ上げる方向に変更する可能性もある

 ようです。

3.については影響は、それほど大きくは無いようですがオリンピックを見込んだ世界から東京への

 不動産投資に影響があり経済復興の速度に影響するようです。オリンピックが招致されると7年

 間世界の金が東京へ流れ込みます。

「日本再興戦略」少子高齢化・生産年齢人口低下対策

アベノミクスの「三本の矢」のうち「第三の矢」~新たな成長戦略~

1.民間の力を引き出す。

2.全員参加による総力戦。

3.新たなフロンティアを創る。

1.については日本はアメリカに次ぐ特許大国です。また世界に無くては成らない技術が中小企業

 から大企業まで沢山あります。ここに金融緩和・規制緩和と企業に対するベンチャーを含めた優

 遇税制を発動する。同時に世界に出て行けるように官民一体でセールス活動をおこなう。

2.目先の少子高齢化対策として主婦の社会進出の環境整備と補助金制度の充実。

 中期的に大学教育の強化・ 就業者の能力開発・人材のグローバル化をはかる。

3.については、アジアを中心とした新興国へ進出・輸出をする事により市場の拡大をする。また海

 外からの観光客を呼び込み国内消費を活性化する。そのために必要な法・環境整備を急速に進

 める。

簡単に要約して書くとこのような事のようです。

お客様を誰にするか?(シルバー・若者・女性・国内の外人・海外の外人・・・・・)によって

産業・農業の行方は変わっていくようです。